Gressive Off style Magazine
Vol.38 “CASUAL×MECHANICAL” カジュアルだってメカ嗜好
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Vol.38 “CASUAL×MECHANICAL” カジュアルだってメカ嗜好
カジュアルウォッチは価格帯も大きな強みになる。その場合、工場生産が可能で生産コストを抑えられるクオーツムーブメントを使用することが、必然的に多くなる。しかし、これだけ”機械式時計は凄い”という風潮になると、カジュアルウォッチであっても安穏とはしていられない。機械式ムーブメントを搭載するカジュアルウォッチが増えているのは、多くのユーザーの目が肥えてきている証拠と言えるだろう。さすがにクオーツムーブメントのモデルよりも多少は高価だが、カジュアルウォッチならではの生産本数の多さや生産効率の向上など、様々な企業努力でコストを下げているので、“安かろう、悪かろう”には陥っていない。むしろ、創意工夫が見られる注目のジャンルとなっている。
構成・文:篠田哲生
Composition&Text:Tetsuo Shinoda
写真:江藤義典
Photos:Yoshinori Eto
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