Gressive Off Style Spiceal Vol.4 CASIO 電波ウォッチから始まる新生活

#2 電波時計の仕組みは?

内蔵アンテナが
飛び交う電波をキャッチする

 電波受信機能の核をなすのは、時計内部に搭載されるアンテナ。電波ウォッチの進化の歴史は、アンテナの性能向上とともにあった。

 電波受信機能の黎明期は、受信感度を稼ぐためにアンテナ部分のみを文字盤上に露出さたこともあった。さらにケースサイドにプラスティックカバーを付け、その内部にアンテナを収納していたモデルも存在した。しかしこのようなデザインは、ともするとガジェット的に見えてしまい高級感を損ねてしまう。

 そこで各メーカーが力を入れたのが、ケースのフルメタル化。アンテナを素材から見直して感度を向上させることで、メタルケースによる多少のロスを許容できるようにしたため、高級感のあるメタルケース電波ウォッチが数多く生まれている。

 ちなみにカシオでは、衝撃によって針ずれした場合も正しい針位置に自動的に修正する機能や光発電「タフソーラー」も、電波時計と組み合わせて使用する。

 これらは正確無比な時刻調整機能の実力を、いかんなく発揮させるためのサポート技術といえるだろう。

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