Gressive Off style Magazine Vol.44 フォッシルグループの躍進の鍵を握るプロ集団「ANTIMA」

DESIGN ブランドの思想を時計に映すデザイン部門

 フォッシルグループと他社との明確な違いは、人気ブランドのライセンスウォッチを数多く作っているということ。しかもどれもが世界的な名声を得ているトップブランド。つまり既に出来上がった“ブランドの世界観”に合わせて、時計を作り上げていく特別な技量が求められるのだ。

 デザイン部門はブランドごとに分かれており、30名以上のスタッフが働いている。時計のコンセプトを描いた「イメージシート」をブランド側と創り上げていくことが最初の関門となり、3Dプロトタイプを製造してOKをもらえば、今度はテクニカルチームが製造方法などを考え、製品化を進めていく。

 もちろんフォッシル傘下ブランドのデザインもここで行われる。現在注力しているのは『ゾディアック』。アーカイブを大切にしており、1953年製の傑作ダイバーズウォッチを現代的にリ・デザインする作業が進んでいた。

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