Gressive Off style Magazine Vol.44 フォッシルグループの躍進の鍵を握るプロ集団「ANTIMA」

R&D、PRODUCTION あらゆるスタイルの時計を研究開発する頭脳集団

 時計製造は、プロトタイプの製造から始まる。フォッシルグループの場合は価格も競争力の一つなので、コストを意識したデザインや製造方法を開発するのも大切な仕事となる。

 ANTIMAではフォッシルグループの機械式時計の製造を一手に引き受けている。バーバリーやゾディアック、トリー・バーチにエンポリオ・アルマーニ スイスメイドなど、錚々たる顔ぶれが並んでおり、年産製作本数は40万本を超える。それだけでもかなり大規模だが、グループ全体で見ると5%未満しかないという。さらにクオーツモデルの研究開発も行っているというから、ANTIMAはフォッシルグループの“頭脳”といっていいだろう。

 ちなみにグループ内には、価格やコンセプト、コンペティターの異なるブランドがひしめき合っているため、キャラクターを明確にする工夫が求められる。

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