大盛況のプレスカンファレンスが終了すると、マンハッタンセンターは巨大なクラブに変貌する。4層をぶち抜いた巨大なフロアにDJが登場し、2000人にまで膨れ上がったオーディエンスを盛り上げる。
一方会場の外には、入場を待つ人々で大混雑。レッドカーペットの上にセレブリティたちが登場するたびに、歓声と口笛、そしてフラッシュの洪水だ。
今やSHOCK THE WORLDは世界中のG-SHOCKファンが待ち焦がれるイベントとなった。本格的に始動したのは2009年から。G-SHOCK世界観を共有する現地のアーティストを起用し、さらに大物ゲストを起用することで特別な一日を作り出す。
日本国内を拠点としつつ、ロンドンやバルセロナなど、世界中でイベントを行っているが、今年はG-SHOCK30周年という節目を迎えるため、さらに規模を拡大する予定だという。
今宵のニューヨークで行われるSHOCK THE WORLDに現れるスペシャルゲストは誰だ? 焦らしに焦らされたオーディエンスの前に登場したのは、グラミー受賞者でもある大物ラッパーのエミネムだった!
発表されたばかりの30周年記念フロッグマンを腕に登場した彼は、「The Slim Shady」や「Love The Way Li」を熱唱。約一時間のライブパフォーマンスは、会場にいた誰もが忘れられない時間になったことだろう。
腕時計は実用品ではなくなった。だからこそ、何を選び、何を着けるのかが、自分自身をアピールする手段となった。つまりG-SHOCKを着けるということは、アクティブに遊び、自由に生きることを宣言しているに等しい。
それこそがライフスタイルツールであるG-SHOCKの役割であり、世界中で評価される理由なのでは無いだろうか。
笑顔のG-SHOCKファンたちが、その証明になっている。