Gressive Off Style Spiceal Vol.6 G-SHOCK 30TH ANNIVERSARY in NYC 30年目のG-SHOCKが示した世界戦略

SHOCK THE WORLDでG-SHOCKは加速する

G-SHOCKは体感するブランドへ

 大盛況のプレスカンファレンスが終了すると、マンハッタンセンターは巨大なクラブに変貌する。4層をぶち抜いた巨大なフロアにDJが登場し、2000人にまで膨れ上がったオーディエンスを盛り上げる。

 一方会場の外には、入場を待つ人々で大混雑。レッドカーペットの上にセレブリティたちが登場するたびに、歓声と口笛、そしてフラッシュの洪水だ。

 

 今やSHOCK THE WORLDは世界中のG-SHOCKファンが待ち焦がれるイベントとなった。本格的に始動したのは2009年から。G-SHOCK世界観を共有する現地のアーティストを起用し、さらに大物ゲストを起用することで特別な一日を作り出す。

 日本国内を拠点としつつ、ロンドンやバルセロナなど、世界中でイベントを行っているが、今年はG-SHOCK30周年という節目を迎えるため、さらに規模を拡大する予定だという。

 

 今宵のニューヨークで行われるSHOCK THE WORLDに現れるスペシャルゲストは誰だ? 焦らしに焦らされたオーディエンスの前に登場したのは、グラミー受賞者でもある大物ラッパーのエミネムだった!

 発表されたばかりの30周年記念フロッグマンを腕に登場した彼は、「The Slim Shady」や「Love The Way Li」を熱唱。約一時間のライブパフォーマンスは、会場にいた誰もが忘れられない時間になったことだろう。

 

 腕時計は実用品ではなくなった。だからこそ、何を選び、何を着けるのかが、自分自身をアピールする手段となった。つまりG-SHOCKを着けるということは、アクティブに遊び、自由に生きることを宣言しているに等しい。

 それこそがライフスタイルツールであるG-SHOCKの役割であり、世界中で評価される理由なのでは無いだろうか。

 笑顔のG-SHOCKファンたちが、その証明になっている。

イベント紹介ムービー

  • 1ステージにエミネムが登場。散々焦らされてきた2000人以上のオーディエンスは、悲鳴にも似た声を上げる。彼の腕には30周年記念モデル真っ赤なフロッグマンが。
  • 2アリーナエリアは、人でぎっしり。DJがフロイアを盛り上げる。
  • 3会場となったマンハッタンセンターの前には、この人だかり。遠くには美しくライトアップされた、エンパイアステートビルが見える。
  • 4ドレスアップしたセレブリティも続々と来場。イベントの注目度の高さがうかがえた。
  • 5TEAM G-SHOCKの一員であるBMXライダー、ナイジェル・シルベスター(左)もご機嫌。 右にいるのは、ニューヨークのファッションブランドDee&LickyのデザイナーDee。

<< なぜG-SHOCKは世界を制することができたのか。

3 / 3

Gressive Off Style Spiceal Vol.6 G-SHOCK 30TH ANNIVERSARY in NYC 30年目のG-SHOCKが示した世界戦略